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●大学頭 だいがくのかみ

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大学寮の大学頭】701年(大宝1)の大宝令に制度化された大学寮の長官。定員1名で従五位上相当官で博士。毎年1回,助(すけ)とともに学生(がくしょう)の試験をし,春秋2回,釈奠(せきてん)という孔子祭を行う。律令制が行われた平安時代末期まではいうまでもなく,そののちも中央官吏養成機関として,実質的にあるいは儀式的に,大学寮は存続し,人学頭はその長官であった。のち西坊城家(菅原氏)が大学頭を世襲した。

昌平坂学問所の大学頭】林羅山にはじまる林家の私塾であり,幕府の教育機関でもあった昌平,のちの昌平坂学問所のすべてを統轄する役職を大学頭と称した。1691年(元禄4),林家の孔子廟は湯島に移されて聖堂となり,林信篤(鳳岡)が従五位に叙せられて大学頭と称し,昌平黌を統轄した。1790年(寛政2),官立の昌平坂学問所となり,大学頭が統轄した。大学頭は諸国諸大名や一般庶民の封建道徳をも管理統制した。