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●第一帝政 だいいちていせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 ふつうナポレオン1世が皇帝として君臨した1804年12月〜1814年4月と1815年3月〜7月の時期のフランスを指す。フランス革命のジャコバン独裁後成立した執政政府は不安定であったため対外遠征中のナポレオンは帰国しクーデタで自らを第1統領とする統領政府を樹立した。その後革命事業の継承と対外戦争の勝利によって国民投票で圧倒的支持を得て1804年帝位についた。以後近代的中央集権国家の整備につとめながら対外征服を続行したが,しだいに各地の民族主義を促し,1812年のモスクワ遠征失敗後翌年ライプチヒの戦いで連合国軍に敗れて退位した。

 しかし連合国側の事後処理が遅れ,復活した王政のもとで国内不安が高まったのをみて流刑中のエルバ島を脱出して再び帝位についたが,直ちに団結した連合国側にワーテルローで敗れて退位し(いわゆる百日天下),大西洋上の孤島セント=ヘレナに流され,そこでナポレオンは生涯をとじた。