●孫権 そんけん
アジア 中華人民共和国 AD182 後漢
182〜252(光和5〜太元2)中国,三国呉の初代皇帝(在位222〜252),大帝。呉郡富春(浙江省富陽)の人。字は仲謀。父の孫堅が黄巾の乱に従軍して袁術の傘下で勢力を得たが戦死し,兄の策があとを継ぎ江南を抑えたが暗殺されたため,孫権はそのあとを継ぎ,張昭・周瑜・魯粛らの助けを得て江南に地位を固めた。208年(建安13)曹操の大軍が南下すると,荊州より敗走した劉備と連合してこれを赤壁の戦いで撃破。その後荊州の帰属をめぐって劉備と争い,219年(建安24)荊州の守将関羽を殺してこれを領有した。翌220年(延康1)曹操の子曹丕が漢室より帝位を奪うと,一時その封を受けたが,222年武昌で自ら呉王の位につき黄武と建元して自立し,ついで229年帝位につき黄竜と改元して都を建業(今の南京)においた。江南豪族の支持をとりつけて国内の経営につとめ,山越を攻略するとともに,自立後はおおむね蜀と結んで魏に対抗し,台湾・海南島方面に遠征軍を派遣したり,遼東の公孫氏とも連絡しようとした。晩年,太子孫登の死後,太子問題で悩み,252年(神鳳1)諸葛恪・騰胤らに後事を託して死亡した。
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