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●ソレル

ヨーロッパ フランス共和国 AD1847 七月王政

 1847〜1922 フランスの社会思想家。彼の理論,ソレリズムは,サンディカリズムの運動のなかから生まれた。サンディカリズムとは,組合=サンディカに由来し,労働組合を労働者階級の資本家階級に対する闘争の武器,資本主義社会を倒すための武器,新しい社会の基礎組織とみなす。彼は,このサンディカリズムを二点で理論的に補強した。一つは暴力論で,上からの抑圧は強力であり,この抑圧に反逆する労働者のエネルギーは暴力である。暴力は労働者のゼネラル=ストライキに表れ,労働者を資本主義社会から解放する道徳的な力の源泉である。いま一つは社会的神話論で,ゼネラル=ストライキのイメージが大衆に分有されるとき,革命は堕落を免れるとした。彼は,1910年までサンディカリズムを支援したが,やがて失望して右翼のアクション=フランセーズの運動に近づき,1917年のロシア革命から再び社会主義に関心を寄せ,レーニンに希望を託した。