●ソシオメトリー
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語源的には「社会的なるものの測定」を意味する合成語。創始者のモレノは,人間関係を牽引と反発の感情の網の目と考え,人間関係の理論と測定法,さらには人間関係の改善ないし個人の集団への適応改善をめざす科学体系としてソシオメトリーを提唱した。ソシオメトリーの理論は自発性−創造性の原理に立脚しており,社会制度・科学・技術・芸術などの文化的所産は人が本来備えている創造性の産物であるが,その創造性は人々が自発性に基づいて行動する場合のみ発揮されると考える。そこで,人々の自発性の回復・促進の必要性が強調される。ソシオメトリーの体系は,知人テスト・ソシオメトリック=テスト・自発性テスト・事態テスト・役割演技テストの五次元から成り,後者へ向かうほど関係の深層の分析へ進む。このなかで最も普及しており,ソシオメトリーを代表するのがソシオメトリック=テストで,選択と拒否の調査に基づいて人間関係を解明する。