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●ソグド語

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 古代ソグド人の言語で,インド=ヨーロッパ語族のイラン系に属し,中期イラン語の一つに分類されている。ソグド人の本拠地ソグディアナで使われていたのはもちろんであるが,彼らの商業活動の発展とともに中央アジア・北アジアにも普及し,9世紀ころには当時の内陸アジアの国際語としての地位を確立し,遊牧突厥・ウイグルなどの国内では公用語となっていた。アラム文字を改修したソグド文字によって表記され,この文字も突厥文字を経て,後のウイグル・モンゴル・満州の各文字へと受け継がれた。13世紀のモンゴルのソグディアナ征服によってソグド人社会が崩壊し,地域の言語はペルシア語・トルコ語に変わり,ソグド語は死語となった。19世紀末以来の調査・発掘によって,内陸アジアの各地から多量の宗教・俗文書類や書簡・碑文・貨幣銘文等が発見され,研究が著しく進展しつつある。