●創造性 そうぞうせい
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創造性とは,一般に新しく,しかも価値のあるものを生みだす力と,その基盤となる人格特性をさす。実際,創造性と呼ばれる領域には,創造的人格・創造的所産・創造的環境の三つがある。創造的人格では,その知的・動機的・人格的な因子が着目される。たとえば,ギルフォードは,「流暢性」「柔軟性」「独創性」などの因子をあげ,拡散的思考の重要性を指摘した。創造過程では,創造者の個人的な内省報告などからそのプロセスの解明が試みられた。その典型はウォラスの「準備期」「孵化期」「啓示期」「検証期」から成る四段階説である。創造的所産では,誰もが真にそれと認めることが非常に困難であるが,科学的生産物の場合は個人的褒賞(引用回数やノーベル賞等)や職業的褒賞(地位)の観点からコールらによって解明されつつある。創造的環境では,クローバーらによってその歴史的・文化的・社会的文脈が問われたといえるが,実態は依然として不分明といえる。