●総合課程 そうごうかてい
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教育課程の構成方法は,大きく総合課程と分科課程に分けられる。総合課程は,既存の学問分野の分類によらないで,子供の経験・生活上の諸問題を中心として構成される。したがって,学問の成果を伝達する教育という性格は弱く,現実社会に生きて働く知識・技術を問題解決の過程を通して習得させていこうと意図するものである。総合課程の代表的な例は,1930年代にアメリカ合衆国で出されたヴァージニア=プランである。これは,コア=カリキュラムであった。わが国「社会科」(1947年,昭和22年版学習指導要領社会)は,このプランをモデルとして誕生した。この総合課程としての性格をもった「社会科」は,1955年(昭和30)版学習指導要領以後崩壊していき,わが国「社会科」は分科課程的性格を強めてきた。しかし,1977年(昭和52)版学習指導要領において,低学年の「社会」「理科」の合科的指導が示され,再び,総合課程が注目されつつある。