●宋江 そうこう
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中国の長編小説『水滸伝』の主人公。山東のウンジョウケン※注1※宋家村の生まれ。県の押司(上級書記)をしていた。義を重んじ財を軽んじる義侠の人で,及時雨(ひでりの空の慈雨の意)と呼ばれ有名であった。やがて義のため梁山泊にたてこもるようになり,108人の豪傑の首領として大活躍をする。宋江という人物は宋代に実在しており,いくつかの史書に断片的ながら記述がある。山東の盗宋江として各地を荒し回り最後に投降したという記述,あるいは江浙地方におこった方臘の反乱を鎮定するため派遣された部将の1人としての記述などである。『水滸伝』の宋江は史実の宋江をモデルにし,盗賊の首領と方臘討伐の部将としての二面を一本にして描いている。しかし,実在の宋江もこのように二面をもっていたかどうかについては,史書の記述の比較検討から疑問があるとして,実在の宋江は実は2人いたのではないかという説がある。
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