●草魚 そうぎょ
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コイ科の淡水魚。日本では,あめのうお,くさくいうお,またはソーヒー(台湾語から)と呼ばれている。中国ではその穏和な性質から,カンギョ※注1※・カンギョ※注2※(カンギョ※注3※)なども呼ばれている。雑食性であるが,各種の水草を主要な食料としているため,草魚の名がつけられている。一見コイに似ているが,体は円筒形をなしており,水中の中下層に棲息し,4〜7月に流れの激しい河で産卵する。3年間で5kgと成長が早く,産量も多く,味もよいため,中国では古くから重要な養殖魚の一つになっている。大きいものは体重35kg,体長2mほどにも達する。原産地は中国で,東北地方から華南まで広く分布している。東南アジアや台湾,日本などへも移殖され,利根川水系では繁殖し,海外に輸出されるまでになった。草魚は草食性であるため寄生虫の心配がないと考えていたせいか,広東地方では刺身にしても食べられていたことが,清朝初期の1700年(康煕39)刊『広東新語』にみえる。
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