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●総管・惣管 そうかん

アジア 日本 AD 

 奈良時代の初め,731年(天平3)に畿内の治安維持と行政監察を目的として置かれた臨時の官職名。職員は大惣官1,副惣官1,判吏2,主事4,出勤にあたっては騎兵30を従え,京や畿内の兵馬を徴発することができた。大惣管には新田部親王,副総管に藤原宇合がなり,国郡司の治績を巡察して,その治政の善悪について報告の義務をもち,杖100以下の刑に処する権力をもっていた。したがって総管野国とは畿内のことをさすものと考えられる。