●餞別 せんべつ
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長旅や,転任・転居にさいし金品を贈ること。ハナムケ,ウマノハナムケなどともいった。昔の旅は,現代の旅行と異なり多くの危険性があったので,村の鎮守の社に参拝して旅の安全を祈ったり,陰膳を供えたり,厄払いなどをして旅先での安全を祈願した。栃木県北地方では,遠国旅行や長旅の出発にあたって水盃をかわしたり,近隣の人々や知人を招待してタチブルマイと呼ぶ飲食をする習慣があった。なお,餞別をくれた人には,帰ったときに旅先の特産品などを土産に持参したり,これらの人をヤマユワイと称する帰宅祝に招待した。