●戦争の惨禍 せんそうのさんか
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これは,〈……政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し,……〉という『日本国憲法』の前文に由来することばである。社会科学習においては,小・中・高等学校を通じてこの趣旨が生かされるよう配慮されているが,直接には歴史学習において取り上げられている。それを1977年(昭和52)版の中学校学習指導要領でみてみると,歴史的分野の内容「(9)二つの世界大戦と日本」の中で,次のように示されている。〈近代における戦争が全世界的な規模をもち,多くの人々に惨禍を及ぼしたことを理解させる〉また,それを解説した『中学校指導書 社会編』には,次のような表現がみられる。〈広島,長崎に原爆が投下されたことに着目させ,原子力時代といわれる今日において,戦争の惨禍が再び起ることのないように,民主的で平和な国際社会の実現に努めることが重要である〉高校「日本史」・「世界史」も同様である。