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●染色品 せんしょくひん

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 染料を織物の繊維などのなかに浸透させてその織物などを染めつけたもの。その場合,型紙または印型を用いる捺染型のものと,染料を浸染させるもの,さらに流入抜染めするものなど,染色の方法にはさまざまの種類がある。

 また細かい方法による手作業のものと,機械・器機を用いる染色法とあるが,美的効果を高めるために,染色する対象の品質を吟味し,その素材にあった方法を工夫することによってのみ美的効果を発揮する。こうした過程は,染物史を含む色彩文化史などによって証明され,「染色技術書」のごとき伝書で明らかになる。型染,抜染防染,捺染,浸染があり,ロール捺染のごとき方法もあるが,織物に限られているわけでなく,染色品はいろいろとある。ときには食物その他飲物などにも染物品がある。それらを含めて考察の対象とすべきである。ただその場合染料の物質によって,その影響がある。それゆえ顔料ともいうべき果物の原料の性質の影響は大きい。