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●戦時共産主義 せんじきょうさんしゅぎ

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 ロシア革命後の国内戦時代,1918年9月〜1921年3月,ボルシェヴィキのとったプロレタリア独裁の非常経済政策の体系。レーニンによれば〈反革命勢力に対する強制的体制(没収・徴発)によって,軍事的防御を目標として行われる生産物の合理的消費の組織化〉で,経済状態を度外視して生産物の直接交換をめざし,穀物の国家独占,食糧の徴発,全企業の国有化,外国貿易の独占を実施し,いっさいを反革命勢力打倒のために動員,一挙に共産主義理論を実施しようとしたものである。ボルシェヴィキはこの政策によって国内戦を戦い抜くことができたが,国内戦が終わりに近づくにつれ,ロシア経済の破局状態のなかで,とくに食糧徴発制に対する不満が高まったので,1921年3月,「クロンシュタットの反乱」を機に,同月21日,「食糧徴発制廃止」の布告が出され,現物税制に切り替えられて,市場を媒介とするネップへと移行した。