●戦国大名 せんごくだいみょう
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応仁の乱(1467)から織田信長による天下統一にいたる約100年間の戦国時代に,それぞれの分国を支配した大名。分国大名ともいう。応仁の乱は惣領制的支配を基本とする室町幕府,朝廷,荘園領主などの諸権力の瓦解を決定的にし,その後守護大名の領国支配も崩壊する。下剋上の吹き荒れるなか,それに代わって郷村制を基盤にして,領国を強固な封建的一円支配のもとに再編成していったのが戦国大名である。主なものには武田,今川,織田,毛利などがある。彼らは幕府の統制から独立して独自の分国法を制定し,戦国大名領国制といわれる領国支配を行った。領国の安定は一揆を阻止し他国の侵入を排して,他国を侵略するための軍隊をもちうる社会・経済的基盤の確保によってもたらされるので,戦国大名たちは一貫して富国強兵をその基本的政策とした。その最終目的は全国を統一し朝廷,幕府を名目的に復活させ,そのもとで実権を握ることにあった。