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●善光寺 ぜんこうじ

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 長野古元善町にある名寺。善光寺縁起(『続群書類従』)によれば,本尊の一光三尊阿弥陀如来は,552年(欽明13)に百済から朝廷に献じられたもので,わが国最初の仏像であるという。排仏派によって難波の堀江に沈められたが,信濃の人本田善光が背負って信濃に下り,善光寺を建立したという。縁起は史実とはいいがたいが,境内から白鳳時代または奈良時代と思われる古瓦が出土することから,その起源の古さがうかがえる。平安時代中期以後の浄土思想の普及に伴い,東国の阿弥陀信仰の中心的な霊場となり,善光寺聖という回国僧たちが,善光寺信仰を全国に広めた。鎌倉時代には,善光寺仏を模造することが流行し,全国に広めた。本尊は秘仏であるが,7年に1度前立本尊(重要文化財)を開帳する。寺内には大勧進(天台宗)と大本願(浄土宗)の2大寺があり,共同で善光寺を運営している。本堂は1707年(宝永4)の再建で,国宝。

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