●雪村友梅 せっそんゆうばい
アジア 日本 AD1290 鎌倉時代
1290〜1346(正応3〜正平1・貞和2)鎌倉時代末期・南北朝期の禅僧(臨済宗)。名は幻空。一山一寧の門下で修業。1306年(徳治1)入元し,一時はスパイとまちがえられて,入獄させられ,その後22年間元に滞在している。そして元でも名声を博し,宝覚真禅師の号をおくられるほど高僧として認められた。1329年(元徳2)帰国後,播磨国守護赤松則祐らの帰依をうけ,信濃国慈雲寺・播磨国法雲寺・宝林寺の開山をへて,上洛する。そして足利直義の帰依を受けて,万寿寺・建仁寺・南禅寺の住持となっている。そして1346年に建仁寺で死に,建仁・法雲両寺の大竜庵に葬られる。門弟には大清宗僧・雲渓支山・蘭州良芳・大同啓初・噐之令墨・靈岳宗古・正庵良国がいる。著作には詩文集『岷峨集』『一語録』などがある。彼の詩文は巧妙で五山文学界の優れた一人といわれる。