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●摂社 せっしゃ

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 本社と末社とのあいだに位し,本社の祭神とかかわりをもつ神などを祭る神社をさす。本社に所属し,境外の場合もあるが多くは同一境内にある。摂社の方が末社よりは位は上位。摂社には末社の祭神の后神・御子神などを祭る場合もあり,本社が鎮座する前からあった土地の神,たとえば地主神などが祭られている場合も少なくない。伊勢神宮の摂社のごときは皇大神宮33処,豊受大神宮17処で合計50処の多きにのぼり,すべて度会郡にある。摂社詣といって伊勢神宮の摂社詣はとくに有名で山田近郊から伊雑宮,宮川外の摂社から清原宮まで案内が書かれたものさえある。本来は神宮・官国弊社において本社に招せられた神社の称である。中世以降摂・末社の意味は混乱をきわめた。明治国家は幣国官社を決めるとともに,摂社考定の基準を決めている。それに該当しないものを末社と定めている。