●世界の人口 せかいのじんこう
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世界の総人口は,現在(1984)48億に達したが,その分布は不均等で,西ヨーロッパ・北アメリカ北東部の工業地域やアジア東部・南部の米作地域に稠密である。大陸別人口では,アジア(58.3%)とヨーロッパで世界人口の約70%を占め,1平方kmあたりの人口密度もヨーロッパ(98人)とアジア(95人)が高い。人口密度はアフリカ(16人),北アメリカ・ソ連(12人)は低く,オセアニアは3人にすぎない。世界人口は,1650年の5.1億から1800年の9.8億,1900年の16.5億へと増加したが,この間の年平均増加率は産業革命期でも0.5%と推計されている。第二次世界大戦後は,植民地の独立と医学の進歩がもたらした死亡率の低下によって,年平均増加率は1.8〜1.9%へと上昇した。1950年の25億の世界人口は,1970年に36.1億,1980年には44.1億へと急増した。近年,発展途上地域でも人口増加率はやや低下傾向にあるが,将来人口は2000年には62億に達すると推計されている。