●生長の家 せいちょうのいえ
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教祖の谷口雅春(本名,正治)は1893年(明治26),兵庫県に生まれる。早稲田大学を中退したのち,大本教に入ったが,大本の第1次弾圧の翌年,これを去り,1929年(昭和4)〈天地一切のものと和解せよ〉との神啓を受けた。翌年,雑誌「生長の家」を発刊する。次いでバックナンバーを集め,「読んで病気が治る」聖典『生命の実相』を刊行する。他方,独特な神想観(しんそうかん)と呼ばれる瞑想法をあみ出して,「誌友」(雑誌の購読者)を組織化し,宗教団体へと発展させた。天皇の元首化をめざし,明治帝国憲法への復帰を唱えると同時に,生長の家政治連合を結成するなど,積極的な政治行動でも知られている。教団本部は東京都渋谷区神宮前1丁目23−30,教典には『生命の実相』『甘露の法雨』などがある。教会・布教所120,教師1万1,737人,信者373万3,239人(『宗教年鑑』昭和57年版による)。
〔参考文献〕小口偉一ほか『教祖』1955,青木書店
小野泰博ほか『新宗教の世界V』1979,大蔵出版