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●青磁 せいじ

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 磁器の一種。器地と釉薬とに含まれている鉄分が,窯のなかの焼炎によって還元され,青色系統の色合いを呈している磁器。古く中国の殷・周時代に始まり,戦国から前漢時代に一般に使用されるようになった灰釉(かいゆう)陶が,青磁の始源と考えられている。三国・六朝時代になると,古越磁(こえつじ)といわれる青磁が越州窯でつくられた。北宋になると,華北の汝窯や官憲でつくられたが,南宋になると,修内司官窯・郊壇官憲や民窯では龍泉窯で優れた青磁がつくられた。これが日本に舶載されたものを,時代別にして砧・天龍寺・七官と呼んでいる。高麗時代の初期になると朝鮮に伝えられ,いわゆる高麗青磁がつくられるようになった。10〜13世紀にはヴェトナムに,13世紀にはタイにも伝えられた。日本では江戸時代になってから青磁がつくられ,佐賀県有田の伊万里青磁・鍋島青磁などが有名である。

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