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●性差 せいさ

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 性差は新しい生命体の発生とともに生殖腺の機能的分化にもとづいて出現し,第1次性徴としての性器の構造と形態ともに発達する。身体的生理的性差は第2次性徴として思春期に発現し,声帯・乳房・皮膚・骨格・筋肉などに男女の明確な機能的差異が生じ,体質・体型・運動機能・体力に顕著な差が生じる。また,心理や行動面など精神的側面においても幼児期からいくつかの性的特徴と差異が相対的に形成されてくる。心理的差異の大半は,身体・生理の素質的差異とは違って生活環境や経験によって後天的に習得された学習の産物である。性機能の相違から生化学的な変化が現れるころになると,男性の行動はより積極的になり,興味・関心・態度・性格などにも相対的な差異と特徴(第3次性徴)が出現する。社会の期待する性役割の認知も加わってそれぞれ多様なパターンを示す。