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●井崗山闘争 せいこうざんとうそう

アジア 中華人民共和国 AD 

 井崗山とは,湖南−江西省の境を縦走する,羅霽山脈の中部万洋山系にある一群の高山を中心にした山地である。毛沢東が最初の革命根拠地を建設したところとして名高い。1927年八・七会議後に,毛沢東は湖南省で農民・鉱山労働者,蜂起に応じた国民党軍を組織して農民蜂起を指導した。当初は都市の占領を企てたが失敗。農村に根拠地を設けるとして井崗山に根拠地を設けた。のちに南昌で蜂起した朱徳も転戦しつつ,1928年4月に井崗山にたどりつき,両軍合流して朱徳が軍長,毛沢東が党代表となって工農紅軍が成立した。井崗山の紅軍はいきとどいた政治・軍事の訓練の上に規律ある行動をとった。とくに命令に敏速に服従すること,貧農からものを没収しないこと,地主から没収したものも私せずに政府に引き渡して処分することを三大規律としたほか,八つの注意項目を守った。1929年一時放棄されたがすぐに再建され,1934年秋の長征参加によって歴史的役割を終えた。