●誓言 せいげん
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ムスリムが神の名またはその属性(至高なる者など)において,ある行為をするとかしないことを誓うこと。たとえば日常生活でもしばしば約束のときなど“ワッラーヒ(神にかけて)”という。誓言はアラビア語ではカサム=ヤミーン=ハルフといい,ほぼ同義語である。誓言は神と個人の契約なので,個人が誓いを破っても,人間がそれを罰することはできない。神だけが罰することができる。コーラン5章89節には〈その贖罪には,汝らの家人を養う通常の食事で10名の貧者を養え。またこれに衣類を支給し,あるいは奴隷を1名解放せよ。これらのことができぬ者は3日間断食せよ〉とあって,誓言に反した行為を行った場合,神の罰を免れるためには,以上のような贖罪をすべきことが記されている。