●スワラージ
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ヒンディー語で「自己支配」を意味する。政治行動上では狭義には「自治」を,広義には「独立」を意味する。この意味において最初に使用したのはインド国民会議派のナオロージ(1825〜1917)とされる。インド民族解放運動史上,明確な政治スローガンとして採用されたのは1906年国民会議派カルカッタ大会においてであり,スワデーシー・イギリス製品排斥(ボイコット)・民族教育とともに四大スローガンとされた。スワデーシーの範囲をめぐっては,イギリス帝国内の自治領から民族解放・独立までさまざまあり,ティラクら急進派とバネルジーら穏健派のあいだで意見が分かれ,ガンディー(1869〜1948)の不服従運動は,合法・平和的にスワラージ獲得をめざしたが,彼は「スワラージの意味は独立を含む無限なもの」とした。1927年国民会議派マドラス大会で完全自治(プールナ=スワラージ),すなわち独立が目標にされるにいたった。