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●角倉了以 すみのくらりょうい

アジア 日本 AD1554 室町時代

1554〜1614年(天文23〜慶長17) 京都に生まれ、海外貿易・河川改修などに顕著な活躍をみせた江戸初期の有力豪商。祖父のころより土倉を営み、巨大な高利貸資本を蓄積。これを基盤として豪商への道を歩む。1592年(文禄1)豊臣秀吉朱印船貿易を開くと朱印状を得、商船を派遣、徳川家康のときも引き続き朱印船貿易に従事した。一方、幕府の命により、1606年丹波国の世嘉村と嵯峨とを結ぶ大堰川の開発、1607年富士川、1614年高瀬川の開さくに積極的に取り組んだ。安南・ルソンへの貿易船角倉船は了以の死後も子の素庵に継がれ、鎖国時まで続けられた。素庵の朱印船旅船16回は豪商中最多。大坂冬の陣では家康に従い兵器・食糧の調達運搬に尽力。1617年の江戸城改築には富士山からの材木伐出にあたり、政商としての地位を不動にした。藤原惺窩に儒学を学び、林羅山を惺窩に引き合わせたのも素庵であるという。本阿弥光悦と交流があり光悦本(角倉本・嵯峨本)の出版に成果をあげた。

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