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●スポ一ツ心理学 スポーツしんりがく

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 スポーツにかかわる心理的学問研究の総称である。スポーツ心理学で取り扱われている研究領域は多彩であり,応用心理学的分野の性格が強い。今日まで[1]スポーツの動因に関する研究,[2]スポーツマンシップに関する研究,[3]スポーツ集団に関する研究,[4]スポーツ技術の学習に関する研究,[5]スポーツと精神力に関する研究,[6]スポーツ適性に関する研究,[7]スポーツカウンセリングに関する研究などが位置づいてきた。わが国のスポーツに関する心理学的研究は体育心理学との関連で発展してきた。すなわち,体育の指導を合理的に行うための心理学的基礎を与えるものとして一般心理学のなかから体育運動に関係するものが研究されるようになった。江上秀雄の『体育運動心理』(1923・大正12)はその基礎づくりをしたものとされている。その後,関寛之『体育心理学提要』(1927・昭和2),松井三雄体育心理学』(1930・昭和5),後藤岩男『最近体育心理学要論』(1940・昭和15)によって発展した。現在の研究領域は[1]知覚・認識・運動反応,[2]運動の練習・学習,[3]態度・性格・パーソナリティー,[4]集団・人間関係などに加えて,[5]スポーツ適性,[6]スポーツ技術の基礎,[7]スポーツと作戦,[8]チームの心理,[9]試合(ゲーム)の心理,[10]スポーツセラピーなど,スポーツに直結した具体的対象が取りあげられている。

〔参考文献〕『心理学事典』1974,平凡社