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●スハルト

アジア インドネシア共和国 AD1921 オランダ領東インド

 1921〜 インドネシア大統領・首相・陸軍大将。中部ジャワのジョクジャカルタ出身。オランダ植民地軍に入り,日本軍政時代は郷土防衛義勇軍に属す。1945年インドネシア陸軍の前身の一グループに入り,独立戦争で活躍。陸軍大学で学んだのち,西イリアン解放戦争で功績。1965年インドネシア=クーデタ(9・30事件または10・1事件)後,陸軍戦略予備軍司令官として反乱軍を鎮圧,臨時陸軍司令官(陸相)の任につく。スカルノ大統領より政治大権を委譲され,1967年に大統領代行,翌年大統領に選出された。民間企業や外国投資に敵対的であったスカルノの政策を大幅に修正し,西側諸国よりの特別融資を導入して経済安定策を推進した。政治的には共産主義者を一掃したのち,軍人主導の体制をかため,内政整備に力を注ぐとともに,旧ポルトガル領の東ティモールを併合した。外交面ではスカルノのとった中国寄りの姿勢を改め,非同盟中立政策を掲げながら,東南アジア諸国連合(ASEAN)のリーダーシップをとっている。