●スパーク
ヨーロッパ ベルギー王国 AD1899
1899〜1972 ベルギーの政治家。初め弁護士を開業していたが,1933年社会党から立候補して国会議員になる。以後,交通・郵政・通信の各大臣を歴任したのち,第二次世界大戦を挟んでたびたび外相,さらには首相・副首相をつとめた。とくに戦後の復興期における活躍はめざましく,国際協調主義による国家の安全化をめざす対外政策に沿って,すでに大戦末期(1944)にオランダ・ルクセンブルクと結んでいた「ベネルックス関税同盟協定」を1947年に発効させた。1949年,北大西洋条約機構(NATO)が成立してからは,1957年以降4年間,その事務総長をつとめて国家の安全をこの集団保障機構にゆだねながら,他方ではヨーロッパ統合運動を指導し,1957年の「ヨーロッパ経済共同体(EEC)」と「ヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)」の結成に際しても大きく貢献した。またコンゴのベルギー植民地からの独立(1960)に際しても尽力している。1966年政界から引退した。