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●鈴木文治 すずきぶんじ

アジア 日本 AD1885 明治時代

 1885〜1946(明治18〜昭和21) 宮城県出身の労働運動家・政治家。東大政治学科卒,東京朝日新聞社記者となる。1911年(明治44)ユニテリアン協会幹事となり,社会改良運動に携わる。1912年(大正1)友愛会を設立,日本の労働運動の先駆的役割を担った。1930年(昭和5)まで会長。この間4回ILO代表となる。労働者の修養と共済をめざす労働協調が鈴木の基本姿勢であった。大正デモクラシーやロシア革命に刺激されて友愛会の会員も急増し,1919年(大正8)労働組合的色彩の強い大日本労働総同盟友愛会,1921年日本労働総同盟(総同盟)と改称。1926年(昭和1)には吉野作造らと社会民衆党の結党に参画,中央執行委員となる。1928年衆議院議員に当選,無産政党の統合で社会大衆党に属した。太平洋翼賛会への参加に反対して1940年離党,戦後日本社会党から出馬したが選挙運動中に死去。主著に『日本の労働運動』『労働運動20年』など。