●スキピオ(大)
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前236〜前184 アフリカヌスと呼ばれ,第二次ポエニ戦争のローマの将軍。前218年ティキヌス河畔の戦いで父を救助し,前213年ローマ史上初めてローマ市民から私人としてヒスパニアの軍指揮権を与えられプロコンスルになる。前209年スペインにあるカルタゴの根拠地新カルタゴ(CarthaGo Nova)を奪取し,ついで前206年イスパの勝利によってスペインにおけるローマの支配権を確立した。前205年コンスルに選出され元老院の反対を押し切ってアフリカに遠征。前202年ザマの戦いでハンニバルに大勝利し,第二次ポエニ戦争を終結させローマに帰還,盛大な凱旋式を挙行した。この功によりアフリカヌスの尊称を与えられる。前199年戸口総監に選出されるとともに終生元老院首席プリンケプス=セナトゥスであった。前190年弟ルキウスとともにシリアのアンティオコス3世の遠征に行き勝利を収めるが,大スキピオの親ギリシア政策に反対していた大カトーらによってアンティオコス戦の賠償金をめぐって告発,中傷され,失意のうちに引退し病死する。有能な将軍として軍隊を改編し,従来の市民軍を半職業的軍隊に改革した。
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