●スカンジナヴィア主義 スカンジナヴィアしゅぎ
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スカンジナヴィア半島およびその周辺の国をスカンジナヴィア諸国または北欧諸国と呼んでいる。すなわち,ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・アイスランドである。これらの国々は気候・風土がとても似ていて,人々の生活条件もあまり違っていない。そこで1800年代から1900年代にかけて“スカンジナヴィア主義”という,この地域の文化的・政治的統一をめざす思潮と運動がおこったが,残念ながら実現はしなかった。しかし,その風潮は現在でも残っており,スカンジナヴィアのいずれかの国に入国すれば,あとはほとんどパスポートに印を押すだけでスカンジナヴィア諸国内を,外国人としても比較的簡単に旅行できる仕組みになっている。流通貨幣も,各国での価値に多少の差はあるが,クローネという単位で統一されている。各国とも自国のクローネをもっている。それはアメリカ=ドルとカナダ=ドルがきわめて近いのと似ている。