●枢機卿 すうきけい
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カトリック教会の頂点に立つローマ教皇の最高顧問のこと。世界各国の司教のなかから教皇によって任命される。一方,教皇の死去のさいの教皇選任の選挙権をもつ。とくに定員の定めはないが,1586年以来70名であったといわれている。1958年から順次増やされて現在は130名となっている。それらの枢機卿はヴァチカン在住と各国に居をおくものとがいる。服色は赤,ちなみに教皇は白,司教が真紅,司祭が黒と色分けされている。枢機卿の会議は教皇によって随時招集される。ローマ教皇は同時に宗教国家ヴァチカン市国の元首でもあり,国際政治においてもその外交的影響力は大きいが,顧問としての枢機卿の職能は行政面にも及んでいる。一般には,カトリックの教理や規律の審議,教皇庁各省の政務を分担して,中央集権の頂点に立つ教皇の管理職務を補佐している。日本からは現在,長崎大司教の里脇浅次郎師が枢機卿に任命されている。