50音順    検 索

●枢軸国 すうじくこく

AD 

 第二次世界大戦前から戦中にかけて,共産主義への反対や現状打破による領土拡大などを掲げて協力し武力行使をもって積極的に行動したドイツ・イタリア・日本とこれらの三国に追従したいくつかの小国の総称。枢軸(アクシス)ということばは,1936年11月1日イタリア首相ムッソリーニのミラノでの演説で初めて使われたが,背景としてはその直前(10月)同外相がドイツを訪問して両国の対外政策の協調を取り決めたことがあげられる。このことばは,ドイツ・イタリア両国協力関係がヨーロッパや世界情勢展開の軸となるという意味で,最初はローマ=ベルリン枢軸と呼ばれたが,のちに力関係を反映して順序が逆になった。これに日本が加わるのは防共協定を通じてであり,1936年11月まず日本・ドイツ間で調印され,翌年11月イタリアがこれに参加して「もたざる国」としての国際的連帯を形成した。やがてこれが1940年9月三国同盟に発展し,若干の小国がそれに協力した。