●水族館 すいぞくかん
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水中に棲息する生物を生きたまま飼育し,一般の観客に公開する施設。魚類はもちろん,クジラ,ラッコ,イルカなどのほ乳類,カメ,ワニなどのは虫類,ゲンゴロウ,トンボ,ミズスマシなどの昆虫類が扱われているところも多い。これらを観覧に供する一方で,研究や資料収集を行うことも,水族館の重要な使命である。世界最初の水族館は,イギリス,ロンドンのリージェント公園内の温室用建造物のなかに生まれた。初めは海水,淡水の水槽を陳列するだけであったが,1853年に魚族館と呼ばれるものが開設され,欧米における水族館建設ブームの先がけとなった。世界最古の水族館は,1830年にフランスのボルドーに開かれたものが最も古いとする説もある。日本では,東京の上野動物園内に1882年(明治15),観魚室(うおのぞき)が設けられたのが最初だといわれてる。第二次世界大戦後は,風光明媚な海岸の小都市に続々と開所されている。