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●人民共和派 じんみんきょうわは

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 レジスタンスの下での共和解放運動等を母胎として1945年に結成されたカトリック政党。女性にも参政権が認められた1945年10月の総選挙においてフランス共産党に次いで第2党(フランス社会党は第3党)となり,三党政治の一角を担う。キリスト教社会主義にもとづく革新政治(漸進的国有化・労働協約など)を掲げ,フランス=キリスト教労働同盟(CFTC)と密接なつながりを有していたが,党の体質は反共・右翼であり,1950年2月,社・共両党を排除した形でMRPのG=ビドーが首相となる。外交面では欧州統合に熱意を示した。シューマン=プランを掲げ,〈欧州共同体=ECの父〉と称されるR=シューマンもMRPの幹部である。党の政策の右傾化とともに党勢は低下し,第四共和制初期の段階でMRPに親近感を抱いていたド=ゴールが第五共和制の下で自ら新共和制連合(UNR)を結成するに及んで,MRPの存在意義は著しく減少。1966年にJ=ルカニュエによって結成された民主中道派に合流し,MRPは解散した。