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●人民協約 じんみんきょうやく

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 人民協定ともいう。ピューリタン革命中に登場した平等派,一般兵士の憲法草案。1647年10月28日から11月11日の期間,パトニー会議に提出された。これは民主主義発達史上重要な文書であり,一種の人権宣言といえる。中心思想は普通法の精神ではなく,自然法思想社会契約説であった。おもな内容は,人民主権,天賦の人権(信仰の自由,徴兵拒否権,法の前には万人平等などは生得権で議会も犯し得ない),普通選挙制,共和制の設立などとなっている。会議では独立派(軍幹部)と平等派の意見が対立し,合意は得られなかった。その後,両者の対立の激化,この抗争のすきに乗じた王党派勢力の巻き返し,打倒王党派をめざす独立派平等派の一時的和解などを経過し,1649年,共和制を樹立した。だが,独立派中心の政府は人民協約を棚上げし,独裁制へとむかったので,人民協約はこの革命によっては実現されなかった。