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●新文化運動 しんぶんかうんどう

アジア 中華人民共和国 AD 

 五・四運動(1919)前後の中国の進歩的知識人による啓蒙文化運動。辛亥革命後の袁世凱の帝制運動,軍閥支配に失望した知識人たちは,社会を変革するために人々の意識の変革が必要であることを認識するに至り,この運動をおこした。運動の先頭に立ったのは1915年に陳独秀が創刊した雑誌「新青年」と,それに拠った陳独秀胡適魯迅呉虞,リタイショウ※注1※,銭玄同周作人らであり,彼らは西欧の近代思想を紹介しながらデモクラシー(民主)とサイエンス(科学)を旗じるしに,封建的な倫理・道徳(儒教)とそれにもとづく家族制度を徹底的に批判し,自我の覚醒と個性の解放を主張する一方,一部の知識人にのみ通用する難解な文語文の廃止を主張,新しい思想を広く国民のものとする手段として白話文学(口語文学)を提唱した。1918年になると,ロシア革命の影響下に運動のなかでマルクス主義が台頭し,のちに中国共産党が誕生する思想的基盤となった。

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