●新婦人協会 しんふじんきょうかい
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婦人の地位向上と社会的権利を求め活動した婦人団体。1920年(大正9)3月,平塚らいてう,市川房枝,奥むめおらを中心として結成された。その綱領は,〈1.婦人の能力を自由に発達せしめるため男女の機会均等を主張すること。2.男女の価値同等観の上に立ちて,その差別を認め協力を主張すること。3.家庭の社会的意義を闡明すること。4.婦人,母,子供の権利を雍護し,彼らの利益の増進を計るとともに,これに反する一切を排除すること。〉の4項であった。運動は,婦人に一切の政治的活動を禁止していた治安警察法第5条の改正,婦人の選挙権獲得,花柳病男子の結婚制限を中心に進められ,大正デモクラシーの高揚のなかで対議会活動や講演会の開催,機関誌「女性同盟」の発刊などを精力的に行い,各地に支部も生まれた。1922年(大正11)3月,治安警察法改正が成立した。まもなく新婦人協会は解散するが,婦人参政権獲得の運動が本格化する契機となった。
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