●人口爆発 じんこうばくはつ
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1830年には地球上の人口は,わずかに10億であり,この10億になるまで数千年,数万年かかった。ところが,1830年の100年後,1930年には20億と100年で世界の人口は2倍となった。さらに,その後わずか30年のちの1960年には3倍の30億となった。このように加速度的に世界の人口は増加し,21世紀初頭には推定60億となる。この驚くべき人口増加はまさに人口爆発とでもいうべきものである。こうした人口爆発は第二次世界大戦以後,顕著となり,とくにアジア・アフリカなど第三世界に著しい。このような人口爆発は全地球的であり,所得の低下・貧困の拡大・食糧不足・飢えの拡大など人類の将来にとって危機的事態である。こうした人口爆発の要因は,種々考えられているが,医学の急速な進歩による死亡率の低下・衛生の発達などがあげられる。死亡率は低下したが出生率はいぜんとして高いため,このような事態が発生しているのである。