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●真興王 しんこうおう

アジア アジア AD534 

 534〜576 新羅第24代の王(在位540〜576)。名臣多く,新羅の領土が飛躍的に拡大した時代,前23代の王,法興王とともに新羅発展の基礎をつくった。新羅の領土はこの王代に竹嶺を越えて,初めて漢江流域を支配下に入れ,黄海への出口を獲得。そのため中国諸国との直接交流を行えるようになり,新羅文化の発展に貢献する。この領土拡大の背景には,百済の英主聖王(在位523〜554)との連合による高句麗領への侵攻があった。また加羅諸国最後の生き残り大加羅(現高霊)を併合,洛東江全流域を領有。さらに東海岸を北上し,咸興平野に進出する。王の4拓境碑として名高い新羅最古の金石文,昌寧(561,慶尚南道)・北漢山(568?,ソウル)・黄草嶺(568,咸鏡南道)・磨雲嶺(568,咸鏡南道)の各碑はこの発展を物語っている。韓族伝統の戦士制である花郎の国家的再編成,国史の最初の編さん,興輪寺・皇龍寺などの大寺院の建立もこの王代に行われた。