●神宮寺 じんぐうじ
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宮寺・神供寺・別当寺・神願寺などの別称がある。神社に付属した寺院。社僧(別当)と呼ばれる住僧が祭祀を仏事によって執行する。神仏習合現象のおこりとともに出現し,奈良時代には伊勢大神宮寺・越前気比神宮寺・常陸鹿島神宮寺・伊勢多慶神宮寺・豊前宇佐比売神宮寺などの存在を諸史料は伝えている。平安時代,神仏の習合関係は神仏習合説として教説化され,さらに本地垂迹説に進んで盛んになるに及び,神宮寺創建も盛んになり,仏神互いに擁護することによって国土の安穏がもたらされるとの所説のもと,各地の主要神社に神宮寺が創置された。本地垂迹説は天台・真言両宗によって主唱されたため,神宮寺の多くはこの両宗のいずれかに属している。