●新疆 しんきょう
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中国西北地方,ジュンガリアとタリム盆地を中心とする地帯で,別名東トルキスタン。新疆(新しく開いた土地)の名自体は,19世紀以後の呼称で,それまでは回疆,古くは西域の名で呼ばれた。元来この地には,アーリア系の民族がタリム盆地のオアシスに居住していたが,9世紀後半にウイグルがこの地に西遷してから,しだいにトルコ化が進むにつれ,宗教的にも仏教が主流であったものが,イスラーム教に取ってかわられ,18世紀,清の乾隆帝時代には,ここを藩都の一つとしたが,19世紀になるとイスラーム教徒の反乱が続出,ヤクブ=ベクの政権が樹立するなど騒然とし,左宗棠が平定してからはここに1884年(光緒10)新疆省が設けられ,ウルムチが省都となった。民国時代には軍閥の争いに加えてイギリス・ロシア勢力の角逐もあり,政情は不安定であったが,中華人民共和国成立後,1955年新疆ウィグル自地区に改められた。
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