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●辰韓 しんかん

アジア アジア AD 

古代朝鮮半島の洛東江以東、慶尚道地域に居住した韓族。北方の東海岸にはワイゾク※注1※が、西南部(現忠清・全羅道)には馬韓族がいた。また、洛東江本・支流域には弁韓の諸族がいた。3世紀ごろ辰韓の地には12の小国が群立した。各小国の位置の比定は明確ではないが、斯廬国(しろこく)が、慶州盆地の兄山江上流域に存在したことは確かである。斯廬国が母胎となって新羅国が形成された。各小国はいくつかの小共同体が結合したもので、各共同体には首長がおり、有力首長が下位首長を媒介として各共同体を従属させる形態の首長制国家(城邑国家)であった。大国でも4〜5,000戸、小国では6〜700戸程度の規模のものであった。水田耕作が行われ、予祝・豊穣の儀礼には人々は集まって歌舞飲酒した。鉄の豊かな生産があり、ワイゾク※注1※や倭人が交易に来た。

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