●人格 じんかく
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物の考え方や行動などが統一され特殊化されている人間としてのあり方。心理学では主要な特性・興味・動機・価値・自己概念・能力・情緒および態度などを含んだ個人の生活へのユニークな適応を意味する統一体としての人間存在をさす。したがって,素質や体格,身体成熟度,初期のしつけ,意味のある他者への同一化,文化的に条件づけられた価値や役割,諸種の人間関係の経験による他我(客体的自己)の形成などによる複合体として扱われる。性格と類似の概念で,ほとんど同義に用いられるが,アメリカでは「人格」用語を,欧州諸国では「性格」用語が好んで用いられる。諸種の人格テストが工夫され,それらを用いた人格総合評価(人格アセスメント)が教育・犯罪・職業選択の場において用いられている。日本では日常語として価値概念を含んで用いられることが多く(人格者),法律用語では未成年者・禁治産者・精神異常者を除き用いる。