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●四六駢儷体 しろくべんれいたい

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国文学の美文体の一形式。駢文・四六文とも呼ばれる。4字句と6字句をもとにして対句で構成された文章。駢・儷は「ならぶ」という意味。中国語は構造上,言語が対になる形が発達し,詩の分野では早くから四言が成立し,やがて五言・七言となった。後漢以後この形は散文にも取り入れられるようになり,四字句・六字句の形式が生まれた。最も栄えたのは六朝末ごろで,形式や華麗さを重視する貴族社会の産物といえる。六朝末期には,今体・今文・筆とも呼び,あらゆる文章に応用して実用文となっていた。しかし斉梁のあいだに韻の研究が始まり,沈約らが四声を発見すると,華麗さがさらに増し,バランスの美しさのみを追求するようになった。また文をつくるのに相当な教養が必要となり,参考書の類が多くでた。唐の中ごろ,韓愈(768〜824)らによって古文復興の運動がおこると衰退に陥り,唐以後,実用文としては使われなくなった。