●ショーペンハウアー
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1788 ハプスブルク朝
1788〜1860 ドイツの哲学者。ダンツィヒに生まれ,ゲッテインゲン大学で自然科学とカントおよびプラトンの哲学を学び,ベルリン大学でフィヒテを聴く。さらにイエナでゲーテを中心とする文学者との交友のなかでウパニシャッドを研究した。1820年ベルリン大学講師となるがヘーゲルの評判に圧倒されて翌年職を辞し,のちフランクフルトに滞在した。彼の『意志と表象としての世界』(1819)によれば,世界は空間・時間・カテゴリーによって構成されたものであって,われわれの表象にほかならず,その根底にある物自体は盲目的な意志である。それゆえ世界は最悪のものであり,人生は苦である。この苦から解脱する道に二つある。第1は芸術による解脱であるが,これは一時的にすぎず,永遠の解脱は根本的意志否定によらなくてはならぬ。すなわち生意志を粗食・童貞・清貧によって否定しうる者は聖者である。
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