●植民地戦争 しょくみんちせんそう
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植民地争奪戦または植民地抗争は古代からあったが,この語は一般に15世紀以後,ヨーロッパ諸国がアメリカ・アジアへ進出してくりひろげた植民地獲得のための抗争を示していることが多い。15世紀末の新航路の発見以来,スペイン・ポルトガルはそれぞれ新大陸とアジアに進出し植民地を建設。制海権を握り貿易独占をめざした。しかし,17世紀にはオランダ・イギリス・フランスなどが積極的な植民地活動を展開しはじめ,17〜18世紀を通じこれらヨーロッパ諸国のあいだに激しい植民地争奪戦が演じられた。17世紀,まずオランダが海上覇権を握るが,やがてイギリス・フランスの進出のまえにその勢力は後退する。イギリス・フランス両国はヨーロッパの戦争と並行し北アメリカ・インドで17世紀後半より植民地抗争をつづけたが,1756〜63年の7年戦争で勝利を得たイギリスは1763年のパリ条約で植民地争奪戦・海上権争覇戦における最終的勝利者としての地位を確立した。