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●続日本後紀 しょくにほんこうき

アジア 日本 AD 

 日本古代の歴史書の一つ。『日本後紀』の後を受け,833年(天長10)より850年(嘉祥3)までを編年体で記す。六国史の第4番目に位置する。巻首に序文があり,それによれば,文徳天皇のとき,藤原朝臣良房(ふじわらのあそんよしふさ)・春澄朝臣善縄(はるすみのあそんよしただ)らに下命して編さんを開始,清和天皇の869年(貞観11)にいたって全20巻を完成奏上したという。記載内容のなかには,承和の変や事実上最後となる第17回遣唐使派遣の記事などがある。また,形式の上では,仁明天皇一代のみを収録すること,儀式の記載が多くなることなど実録への接近がみられる。今日確認できる最古の写本は,1136年(保延2)のものであるが,現在所在は不明,その影写本が存するのみである。注釈書には,村岡良弼『続日本後紀纂詁(しょくにほんこうきさんこ)』・河村益根『続後紀集解(しょくこうきしっかい)』等がある。